概要- プロフィール -

広島県臨床整形外科医会(HCOA)について

広島県臨床整形外科医会(略称HCOA)は、広島県内の整形外科医開業医と私的病院の整形外科勤務医の集まりとして発足しました。現在200名を超える会員医師が日々診療に努め、県民の体の健康維持に貢献しています。
HCOAは会員相互の情報交換や親睦を積極的に深めるとともに、整形外科の発展と普及を目的に会員のための教育研修会を開催、その他にも講演会や症例検討会などを行っています。
日本は今、少子高齢化が進んでおり、前例を見ない超高齢化社会に突入していくと予想されています。これからの時代は、高齢になっても毎日元気に動ける体であることが大切になっていきます。そのためには骨と関節を中心とする体の運動器の健康が重要であり、整形外科の力が今まで以上に必要になると考えられます。
広島の健康と未来のために、今後も当医会のさらなる発展と、会員の学術や医療知識の向上を目指して、邁進してまいります。

会長挨拶

  広島県臨床整形外科医会は昭和50年に日本臨床整形外科学会に入会しました。本年がちょうど50周年になります。この間、初代大内五良先生から私が令和4年より11代目の会長を引き継ぎ現在に至ります。諸先生方のご努力によりまして、現在は180名の会員になっております。JCOA、HCOAの役員の先生方は日頃の整形外科の診療を行いながら多くの時間を割いて会の仕事をしていただいています。役員の先生方の献身的なご努力によって成り立っています。50年間続いているJCOA、HCOAの歴代の会長、役員の先生方に敬意を表します。
 小生は令和4年よりJCOA地区理事に就任しております。今回JCOAの仕事は初めてでしたので、当初は戸惑うことばかりでしたが、JCOAの役員の先生方が会員のために多岐にわたって頑張っている姿を拝見し、JCOAをもり立てるには、HCOA会員の努力が非常に大切であることがわかりました。骨と関節の日の講演会には、昨今一般の方の450人程度の参加者があり、整形外科の重要性の啓蒙に努めています。また、この講演会事業はJCOAから令和5年、6年と優秀賞をいただいており、会員にとっての励みになっています。そして年6回の教育研修講演を企画しハイブリッドで日整会単位の取得ができるようにしております。その他、年1回カープ観戦、ゴルフ大会、基幹病院の先生方を招いたビアパーティー、忘年会も行っています。
 HCOAとして必要なことは、整形外科医の地位向上、医師会事業の補佐、会員間の親睦、日整会単位習得の手助け等でございます。これによりHCOAの有用性を理解していただき、新規会員の確保ができることを望んでいます。JCOAと協力して、診療報酬の改訂の要望、国会議員に対する陳情、整形外科の一般の人に対する啓蒙、災害時の対応等につきましても広島県の整形外科医師が困らぬように少しずつではありますが、努力していきたいと思います。

令和7年4月
広島県臨床整形外科医会会長 大瀬戸 政司

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